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「多剤耐性菌、日本に定着」 帝京大・院内感染で調査委

多剤耐性アシネトバクターによる院内感染を受け、帝京大病院(東京・板橋)は2日、外部専門家による調査委員会の初会合を開いた。委員長に就任した国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は「多剤耐性アシネトバクターは以前は外国から持ち込まれていたが、すでに日本に定着しつつある」と指摘した。今後、感染源や再発防止策を検討する。

帝京大病院では昨年8月以降、多剤耐性アシネトバクターに59人が感染し、34人が死亡した。調査委員会は感染が拡大した3カ月前の昨年5月以降から先月末までの期間を対象に感染経路などを調べるという。

すでに東京都から依頼を受けた国立感染症研究所の調査チームが院内の関係者へのヒアリングなどを実施している。この調査チームの報告も受け、調査委員会は報告書をまとめる。岡部委員長は「残念ながら院内感染はどの施設でも起こりうる。感染拡大防止などの提言をまとめたい」と話した。

同病院は院内感染を受け、救急患者や新規入院を制限してきたが先月末、総合周産期母子医療センターや救命救急センターへの受け入れを再開している。調査委員会では「現在では新たな感染拡大はなく、受け入れ再開は問題ない」と病院の判断を追認したという。

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