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涙腺や唾液腺、再生医療に道 東京理科大・慶大など

東京理科大学の辻孝教授と慶応義塾大学などは涙や唾液を分泌する器官を再生し、マウスに移植して働くことを確かめた。マウス胎児から採取した2種類の幹細胞を培養し、涙腺や唾液腺のもととなる器官を作った。再生医療として実用化できれば、涙が足りず目が乾きやすくなるドライアイなどの治療に役立つとみている。

英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に2日発表した。

マウス胎児から、涙腺や唾液腺のもととなる器官にある上皮幹細胞と間葉系幹細胞をそれぞれ採取。両者が接着するように培養すると、涙腺や唾液腺のもととなる器官に似た構造の組織になった。

この組織を、涙腺や唾液腺を取り除いた別のマウスに移植した。健常なマウスと同様に涙や唾液が分泌されるのを確かめた。

移植した組織がつながるよう手術方法を工夫した。技術は他の分泌器官の再生にも応用できる見込みだ。

人の移植治療に応用する場合、上皮幹細胞などを様々な細胞に変化できるiPS細胞から作る考え。今後はそれぞれの器官になる幹細胞をiPS細胞から作る研究などを進める。

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