オゾンホール、今年も大規模に 南極大陸の1.7倍

2013/11/1付
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気象庁は1日、南極上空のオゾンホールの面積が9月16日に今年最大となり、約2340万平方キロに達したと発表した。最近10年間の平均と同程度だが、南極大陸の面積の約1.7倍に相当し、規模の大きい状態が続いているという。

気象庁は、南極上空のオゾン層を破壊するフロンの濃度は緩やかに減少しているが、依然として高い状態にあると分析。上空約20キロの下部成層圏の気温にもよるため「今年より大規模なオゾンホールが発生することも考えられる」とした。

オゾンホールは、有害な紫外線から地上の生物を守る上空のオゾンが極端に少なくなる現象。1990年代から大規模なものが観測されている。

90年以降の最大は2000年の約2960万平方キロ、最小は昨年の約2080万平方キロだった。

気象庁は、米航空宇宙局(NASA)の衛星観測データを基に地表から上空までのオゾンの量が一定値以下になった領域をオゾンホールと定義。例年、8~9月に発生して急速にピークを迎え、11~12月ごろ消滅する。〔共同〕

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