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忠犬ハチ公、死因はがん? 東大グループ分析

忠犬ハチ公の死因はがんだった可能性がある――。東京大学の中山裕之教授らは1日、同大で76年間保管されてきた肺と心臓の標本をもとに、こんな分析結果を発表した。これまでは死んだ当時の解剖記録から、寄生虫の感染によるフィラリア症が死因だと考えられていた。

忠犬ハチ公は1935年3月に死後、東大で解剖され、肺、心臓、肝臓、脾臓(ひぞう)がホルマリン液に入れられて保管されてきた。研究チームは臓器の内部を磁気共鳴画像装置(MRI)や顕微鏡で観察した。

肺は多くの細胞が紡錘形に変形し、がんの一種の「がん肉腫」となっていた。心臓は正常な細胞の中に、肺のがん肉腫が転移したとみられる組織が広がっていた。中山教授は「フィラリア症も重度で致命的だが、悪性腫瘍も広範囲に見られ、死因だったかもしれない」と指摘している。

ハチ公は秋田県で生まれ、東大農学部教授だった上野英三郎博士の手に渡った。博士の死後も東京・渋谷駅で飼い主を待ち続ける姿が感動を呼び、渋谷駅前に銅像が建てられた。

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