残暑、記録ずくめの9月 46地点で猛暑日最多
熱帯夜は53地点

2010/10/1付
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気象庁は1日、9月の天候まとめを発表した。全国的に残暑が厳しく、埼玉県熊谷市など46地点で同月の猛暑日日数が史上最多となったほか、53地点で同月の熱帯夜日数の記録を更新。平年の気温を2度以上上回った地点が多く、札幌など3地点で同月の平均気温が史上最も高かった。まさに記録ずくめの残暑だったことが改めて裏付けられた。

同庁によると、今年は偏西風の南下が平年より遅く、同月上旬から中旬にかけて全国的に太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多かった。各地で厳しい残暑となり、月平均気温は、西日本(近畿~九州南部)で2.1度、東日本(関東甲信、北陸、東海地方)で1.9度、北日本(北海道、東北地方)で1.7度平年より高かった。

地点別では札幌が20.0度、帯広(北海道)18.4度、岐阜25.9度で、それぞれ月平均気温の最高値を更新した。

最高気温が35度以上の猛暑日も相次いだ。熊谷では10日あり、2002年の3日を抜いて史上最多に。名古屋で9日、大阪でも7日あった。寝苦しい夜も多く、最低気温が25度以上の熱帯夜は牛深(熊本)で15日、広島で11日あった。

一方で、同月下旬は秋雨前線の南下に伴い、北からの寒気の影響を受けて各地で気温が急激に低下。全国的に気温が平年を下回る日も多かった。

10月は再び平年より暖かい日が多くなる見込みで、秋雨前線の影響が10月いっぱい続き、太平洋側を中心に降水量が多くなる見込み。同庁は「残暑が長引いた影響で、秋の深まりもやや遅れている。ただ、秋の天候は数日の周期で変わるため、体調管理には十分注意してほしい」と話している。

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