2019年1月24日(木)

3億7000万年前の昆虫の化石発掘 ベルギーの地層

2012/8/2付
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約3億7千万年前(デボン紀後期)のベルギーの地層から、体の形状が完全に保たれた昆虫の化石を発掘したと、フランス国立自然史博物館などのチームが、2日付の英科学誌ネイチャーに発表した。昆虫が羽を獲得する途中の段階とみられ、チームは「昆虫の多様な進化を知る手掛かりになる」としている。

発見した昆虫は体長8ミリ、幅1.7ミリと細長い形。羽はないものの、頭部と胸、腹部が節で分かれ、胸部に6本の脚があるなど現在の昆虫と共通する特徴を備えている。

頭部には大きな目と長い触角が残っていた。細長い脚は水中生活に適しておらず、陸上で生息していたとみられる。

チームによると、これまで見つかった羽のある昆虫は、カゲロウのような約3億2500万年前の化石が最古。それより古い昆虫は、羽のないトビムシのような約3億8500万年前の化石しか残っておらず、チームは空白を埋める発見としている。

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