2018年9月23日(日)

りそな銀から40億円詐取の疑い 元社長取り調べへ

2013/2/1付
保存
共有
印刷
その他

 りそな銀行から融資金名目で約40億円をだまし取った疑いが強まったとして、警視庁捜査2課がコンタクトレンズメーカー「ヤマト樹脂光学」(破産)元社長の女(79)を近く詐欺容疑で取り調べる方針を固めたことが1日、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、元社長は2008年、りそな銀に対し、架空の売掛債権を計上するなどの手口で業績を実態よりも良好に見せかけた決算書類などを提出し、約15億円を融資させ、詐取した疑いが持たれている。

 ヤマト樹脂は08年3月期末の決算で売上高を約680億円と公表していたが、医療機器の架空契約などを積み重ねた水増しの数字で、実際の売上高は100億円ほどと巨額の粉飾決算を続けていたとされる。

 捜査2課は元社長がすでに会社が債務超過に陥り、返済することができないことを認識しながら、巨額の融資を引き出した点が詐欺に当たるとみているもようだ。

 同社は他のメガバンクや地方銀行からも合わせて数十億円の融資を受けており、同課が詳しく調べている。

 元社長は08年8~10月、自社の販売する医療機器の納入を巡り便宜を図ってもらう見返りに、国立病院の医師や防衛医科大学の教授に現金を渡したとして贈賄容疑で逮捕され、東京地裁で有罪判決を受けている。

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報