「四つ葉」マークお目見え 高齢者ドライバー用
幸運を象徴する「四つ葉のクローバー」をモチーフにした新たな高齢者ドライバー用の標識が1日、お目見えした。道交法施行規則の施行を受けたもの。旧デザインの「もみじマーク」も当分の間、使用できる。
「もみじマーク」が「枯れ葉」の印象を与え不評だったことから、警察庁が新たな標識を公募。集まった約1万5千点から、最も人気の高かった四つ葉が採用された。70歳以上が対象で、自動車の前面と後面に表示することが努力義務となる。
イエローハット用賀店(東京・世田谷)はマグネットと吸盤の2タイプを店頭に準備。工藤章広店長(38)は「明るい色合いでイメージが良く、着用する抵抗感も少ないだろう」と話す。購入した男性(69)は「もうすぐ70歳なので買った。高齢者とみられるのは恥ずかしくもあり、実際に張るかはよく考えて決めたい」と話していた。
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