「分身ロボ」孫の身ぶり再現 カメラで遠隔操作
阪大など開発

2010/8/1 21:20
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お年寄りの腕の中で操作者(奥)の顔の動きを再現するロボット「テレノイドR1」(1日午後、大阪市北区)=共同

お年寄りの腕の中で操作者(奥)の顔の動きを再現するロボット「テレノイドR1」(1日午後、大阪市北区)=共同

「おじいちゃん、おはよう」――。離れた場所にいる孫がパソコンを操作しながら話しかけると祖父のもとにあるロボットから声が聞こえ、孫の動きに合わせて首や口、手を動かす。本人の「分身」となって遠くの人とやりとりできる、こんな人型ロボットが1日、公開された。大阪大学の石黒浩教授、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などが開発した。

ロボットは「テレノイドR1」で約80センチメートル、重さ5キログラム。表面はシリコンゴムで柔らかい感触にした。操作するパソコンに付けたカメラで操作者の様子を撮影し、その動きと同じようにロボットも首や口を動かす。

男とも女とも、幼児とも高齢者とも見えるデザイン。石黒教授は「だれか分からないデザインなら、操作する知人に見えてくる」と狙いを説明する。

ソフトウエア開発などを手掛けるイーガー(大阪市)が10月にも発売する。研究機関向けなどに300万円以下を予定。70万円程度の廉価版も売り出す。

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