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羽賀研二・渡辺二郎両被告の実刑確定へ 上告棄却

未公開株の売買を巡り詐欺と恐喝未遂の罪に問われたタレント、羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(51)と、恐喝未遂罪に問われた元ボクシング世界チャンピオン、渡辺二郎被告(58)の上告審で、最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)は1日までに、両被告の上告を棄却する決定をした。羽賀被告を懲役6年、渡辺被告を懲役2年の逆転有罪とした二審・大阪高裁判決が確定する。

決定は3月28日付。

一、二審では未公開株を購入した男性が、羽賀被告側が購入した際の株価を認識したうえでそれよりも高値で購入していたかが争点だった。一審・大阪地裁判決は「男性は元の価格を知っていた」との羽賀被告の知人男性=偽証罪で有罪確定=の証言を決め手に無罪としたが、二審は「証言は客観的証拠と矛盾し、虚偽」として有罪とした。

二審判決によると、羽賀被告は2001年、男性に医療関連会社の未公開株を購入価格を伏せて取得価格の3倍の1株120万円で売り、計3億7千万円を詐取。渡辺被告と共謀して男性を脅し、代金返還を求めないよう迫った。

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