2019年5月27日(月)

「HIV予防薬配布」慈善団体装う勧誘に注意呼び掛け

2013/6/1付
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実在しない「公益財団法人ハートライフクラブ」という団体を名乗って「アフリカでエイズ予防薬を配るボランティアをしている」などと説明し、金を振り込ませようとする勧誘が増えている。消費者庁は「社会奉仕の気持ちに訴えるなど手口が巧妙」と注意を呼び掛けている。

消費者庁によると、3~4月に全国の消費生活センターなどに計16件の相談があり、近畿地方の60代男性は実際に1千万円を振り込んだ。

手口は、パンフレットを郵送し、米国で承認されたエイズウイルス(HIV)感染予防薬を配布しているとPR。活動を支援する「信託受益権」を購入すれば、年間5.5~8.5%の配当が受けられるとうたう。

数日後、見知らぬ事業者から電話で「代金は払うので代理で受益権購入を申し込んでほしい」と依頼があり、申し込むとクラブから「入金は確認できたが、パンフレットを受け取った人しか購入できない。詐欺で告訴する」などと脅され、自ら代金を支払うよう迫られるものだ。

だがこの名称で認定された公益財団法人はなく、記載のエイズ予防薬も存在しないという。〔共同〕

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