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完全失業率3カ月ぶり悪化、4月4.6% 「自発的」増える

総務省が29日発表した4月の完全失業率季節調整値)は前月比0.1ポイント上昇の4.6%となり、3カ月ぶりに悪化した。厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率(同)は0.79倍で、前月を0.03ポイント上回った。景気の持ち直しを背景に求人が増えたことで、若年層を中心に自ら離職してより良い職場を探す動きが出ている。

完全失業者数は前月から2万人増え、299万人(季節調整値)。勤務先の都合や定年退職など「非自発的な離職」は2万人増にとどまったが、「自発的な離職」は9万人増えた。

完全失業率は15歳以上の働く意欲のある人のうち、仕事に就いていない人の割合を示す。今月の失業率の悪化は「労働市場に求職者が増えた結果」(総務省)で、今後の就業者数の増加につながる可能性もある。

就業者数は6255万人で16万人減少した。製造業や卸売・小売業で大きく減少した。一方、復興需要を背景に建設業の就業者数が増加。医療・福祉分野の大幅増加も続いており、雇用環境全体としては一進一退の動きが続いている。

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