2019年2月23日(土)

TPP日米協議が再開へ 牛・豚肉で詰めの交渉

2014/5/29付
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貿易や投資の自由化を目指す環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の日米協議が米東部時間の29日午後(日本時間30日未明)に米ワシントンで再開する。日本側の大江博首席交渉官代理と米通商代表部(USTR)のカトラー次席代表代行が折衝。日本が課す牛・豚肉の輸入関税引き下げや、輸入量が急増したときに関税率を引き上げる輸入制限措置(セーフガード)について、詰めの交渉に臨む。

大江氏は出発前の成田空港で記者団に対し、「(交渉は)8合目まで来ているので、残った問題を議論してくる」と語った。同時に「残されているのは難しい問題で簡単ではない」との見方を示した。

TPPの日米協議は4月に集中的に交渉し、今月19~20日のシンガポールでの閣僚会合の際も大江・カトラー両氏が話し合ったが、大筋合意には至っていない。日本側は牛・豚肉の関税で一定の引き下げには応じる構えだが、代わりにセーフガードの発動条件を緩めて、国内畜産業への影響を最小限にしたい考え。

ただ、米国内では養豚業者が強硬に関税をなくすことを求めているとされる。大江氏は「そこはUSTRに踏ん張ってもらうしかない」と発言しており、今回もギリギリの交渉となりそうだ。

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