医師会の会長に横倉氏再選 14年ぶり無投票

2014/6/28付
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日本医師会は28日の定例代議員会で、横倉義武会長(69)の再選を決めた。他に立候補がなく、14年ぶりの無投票再選。安倍晋三政権と協調し、診療報酬の増額などを勝ち取った運営を前に、対抗馬は現れなかった。

会員数約16万6千人の日本医師会は、約30万人の医師全体での組織率は5割強。勤務医の医師会離れも指摘されるが、なお医療政策への影響力は強い。横倉会長は2012年の前回選挙で、民主党寄りの当時の現職を破って初当選した。

14年度の診療報酬改定では増額を確保。同時に医療機関の役割分担を進める名目で計904億円の基金も創設された。これらは医師会内で「横倉マネー」とも呼ばれ、同氏の求心力を高めた。

医師会内では政府が今後、医療費抑制策など「医師に不人気な政策を出してくるのでは」(幹部)との警戒も広がる。横倉会長は「是々非々で臨む」としつつ「(政権と)敵対することはあり得ない」と述べた。副会長は現職3人が再選した。

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