レアアース輸出、中国「日本向け5割」 1~9月

2010/11/16付
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【北京=高橋哲史】中国商務省の姚堅報道官は16日の記者会見で、中国の今年1~9月のレアアース(希土類)輸出量が3万2200トンで、うち49.8%にあたる1万6000トンが日本向けだったことを明らかにした。姚報道官は「国際市場の需要を満たすため、かなりの輸出量を保つよう努力している」と訴え、環境保護を目的とする輸出制限に理解を求めた。

姚報道官によると、1~9月のレアアースの対日輸出量は前年同期比167%増だった。対米が5.5%増の6200トンだったのに比べ、日本向けのレアアース輸出は今年前半に大幅に増えていたことを強調したかったとみられる。

中国政府は7月に今年のレアアースの輸出許可枠を前年比4割減らすと決めた。姚報道官は「輸出制限の目的は環境保護と資源枯渇の防止で、世界貿易機関(WTO)の規定にも沿っている」と改めて表明し、来年も輸出許可枠を減らす考えを示唆した。

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