新関空会社の営業益、1.5倍の267億円 13年3月期
関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港が昨年7月に経営統合した新関西国際空港会社は15日、2013年3月期の連結決算を発表した。格安航空会社(LCC)の就航などで旅客数が増え、旧関空会社の4~6月期を含めた営業利益は前の期比1.5倍の267億円になった。国際線の発着数が過去最多で、売上高は同15%増の1017億円だった。
今期もLCCの増便で旅客需要は堅調に推移すると見込んでおり、売上高は前期比11%増の1129億円、営業利益は同3%増の277億円を予想している。