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スペイン国債利回り最高6.8%台 銀行救済に疑念

2012/6/13 0:53
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 【ロンドン=松崎雄典】欧州債券市場では12日、スペインの10年物国債利回りが一時前日比0.3%上昇(価格は下落)し、6.8%台と通貨ユーロ導入後の最高水準となった。銀行救済を巡る不透明感や、17日のギリシャ選挙への警戒感から売られた。

 スペインは欧州連合(EU)から最大1000億ユーロ(約10兆円)の資金を借りて、銀行に資本注入する準備を進めている。市場では銀行救済策に一定の評価があるものの、民間投資家が保有する国債が「劣後債」に転落してしまう可能性が警戒されている。

 EUからの借入金は政府が返済を優先しなければならない可能性がある。その場合、国債は元利払いが後回しになる。劣後債は担保としての価値が低くなるほか、「欧州中央銀行(ECB)が購入対象にできないかもしれない」(国債トレーダー)。救済策の詳細は未定のため、疑心暗鬼が市場を覆っている。

 12日は安全資産とされるドイツの国債まで売られた。ギリシャ選挙を前に、ユーロ建ての資産の持ち高を減らす動きもあるもよう。

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