2019年5月21日(火)

実質GDP、3期ぶりプラス成長 10~12月0.2%増
改定値を発表

2013/3/8付
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内閣府が8日発表した2012年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.04%増、年率換算で0.2%増となった。2月に公表した速報値(0.1%減、年率0.4%減)を上方修正した。プラス成長は3四半期ぶり。設備投資や公共投資が速報値を上回ったためで、内需主導の景気底入れを裏付けた格好だ。

改定値は、速報値の公表後に明らかになった法人企業統計などのデータを使って推計し直したもので、民間調査機関の予測値(年率換算0.2%増)と同じだった。マイナスの速報値が改定値でプラスに転じるのは04年10~12月期以来、8年ぶり。

生活実感に近い名目GDPは前期比で0.3%減、年率換算で1.3%減となり、速報値の0.4%減、1.8%減から上方修正した。

実質GDPを項目別にみると、設備投資は前期比1.5%減と速報値(2.6%減)と比べて減少率が縮小した。運輸業など非製造業で投資が伸びた。個人消費も0.5%増と速報値(0.4%増)から上方修正した。自動車の販売持ち直しが主因だ。公共投資も1.8%増と0.3ポイント上方修正した。

一方、輸出は速報値と同じ3.7%減。外需の弱さが残るなか、堅調な内需がけん引して景気が底入れした構図が鮮明になっている。

総合的な物価動向を示すGDPデフレーターは前年同期比マイナス0.7%と、速報値(マイナス0.6%)から拡大した。民間在庫品のデフレーターが改定されたため。

同時に発表した12年暦年のGDPは実質で2.0%増。速報値の1.9%増から上方修正した。生活実感に近い名目は475兆8679億円と1.1%増えた。

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