2月の経常黒字29%増 輸出47%増、伸び最大

2010/4/8付
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財務省が8日発表した2月の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子などの海外との総合的な取引状況を示す経常収支は1兆4706億円の黒字だった。13カ月連続の黒字で、前年同月比で29.6%増加した。アジアや米国向けの輸出回復が続いており、貿易黒字が前年同月比で4倍近くに拡大したことが要因になった。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は7780億円の黒字。輸出額は4兆8655億円と、前年同月比で47.3%増加した。伸び率は比較可能な1986年1月以降で最大になった。為替相場は1ドル=90円28銭と、前年同月よりも円高・ドル安基調で推移したが、米国向けなどの自動車や関連部品、半導体の需要増で大きく伸びた。

一方、輸入は原油や石油製品を中心に同31.6%増加し、4兆874億円になった。

サービス収支は847億円の赤字。中国の旧正月休暇で日本への旅行客が増えたことや、世界的な貿易の回復で輸送関連の収支が改善。赤字幅が縮小した。投資による稼ぎを示す所得収支は同22.2%減の8598億円の黒字だった。債券などによる収益が減った。

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