防衛省、オスプレイ夜間飛行で米側に懸念伝達
防衛省の辰己昌良報道官は14日の記者会見で、10~12日にかけて新型輸送機オスプレイの米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)周辺での夜間飛行について、米側に懸念を伝えるとともに飛行理由の説明を求めたと明らかにした。
辰己氏は「連続しているので懸念している。(任務に必要な最小限度に夜間飛行を制限する)日米合意を守るよう米側に話をしている」と強調した。
防衛省によると、オスプレイが3日間連続で午後10時以降に夜間飛行をしたのは、昨年11月5~7日以来。当時、米側は防衛省の照会に対し「運用上必要だった。なるべく周辺に影響が出ないように努力する」と回答した。〔共同〕