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三越伊勢丹とヤマダ電機、中国で相次ぎ閉店

需要取り込めず

【瀋陽=森安健】三越伊勢丹ホールディングス(HD)が中国東北部の瀋陽(遼寧省)で展開した百貨店「瀋陽伊勢丹」と、ヤマダ電機の南京店(江蘇省)が31日、相次ぎ閉店した。いずれも人口が頭打ちの日本市場を補完するため、中国の巨大市場を期待して進出したが、見込んでいた需要を取り込めなかった。

瀋陽伊勢丹は2008年に出店し、売り場面積は3万平方メートル。近隣の7市と合わせて2400万人の巨大商圏を視野に入れたが、隣に「グッチ」「ブルガリ」などの高級ブランドをそろえた地場の百貨店もあり、5年で撤退となった。

最終日は7割引きセールを展開し、多くの客でにぎわった。来店した女性客(22)は「知らないブランドばかりで特徴がなかった。ただ、サービスは良くトイレはきれいなので、買い物をしなくてもトイレだけ借りることが多かった」と話していた。

売り場面積1万6000平方メートルのヤマダ電機南京店は進出からわずか1年での閉店。日本式の家電量販を武器に中国の大手、蘇寧雲商集団(旧蘇寧電器集団)の本拠地に挑んだが、沖縄県の尖閣諸島の国有化に反対する反日デモで不買運動が拡大。売り上げが低迷していた。

家電量販店ではドイツ小売り大手のメトロなどが手掛けたメディアマルクトも中国の全7店舗を閉店。中国での事業展開の難しさが浮き彫りになっている。

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