2019年9月22日(日)

スカイマーク、成田―旭川など5路線休止 業績立て直し

2014/1/31付
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中堅航空会社のスカイマークは31日、3月30日以降、国内5路線を休止する方針を明らかにした。休止するのは成田―旭川、成田―石垣(直行便)、羽田―旭川、羽田―熊本、神戸―石垣(直行便)。格安航空会社(LCC)と大手との競合が激しく、2014年3月期に5期ぶりの最終赤字になる見通しで業績立て直しを急ぐ。

同日に開いた13年4~12月期の決算説明会で西久保慎一社長が明らかにした。業績不振はLCCと競合する成田線や距離が長く燃油費負担が重い石垣線が主因と語った。

成田空港ではLCCのジェットスター・ジャパンと一部路線で競合。都心から遠く国内線拠点として認知度も薄いこともあり、旅客が伸び悩んだ。13年4~12月期は成田路線だけで34億円の営業赤字を計上。「成田はすべての路線で収益に見合わない状態が続いた」(西久保社長)という。

このため成田線は昨年11月に福岡を結ぶ路線を休止したのに続き、さらに2路線を運休する。米子や新千歳など3路線に絞る。

大手との競合も業績下振れにつながった。全日本空輸や日本航空が打ち出した早期予約の割引運賃にスカイマークの顧客が流れ、年末年始の繁忙期に苦戦。14年3月期はドル箱の羽田線の売上高が計画を23億円下回る見通しだという。

今後は、対抗して早期割引運賃を積極的に提供する戦略に転換する。同時に大手が手薄な米子、仙台、茨城など地方都市への発着路線を強化。米子―羽田や茨城―福岡など7路線を新たに就航する。大手やLCCとの競合が少ない路線で新規顧客を開拓したい考えだ。

4月1日前後に導入予定だったエアバス330型について西久保社長は初号機の就航が4月18日にずれ込む見通しを示した。国土交通省からの認可取得作業に手間取っているため。納入時期は3月1日になるという。

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