IT大手、ビッグデータ関連の人員拡充 野村総合研究所など

2012/7/30付
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IT(情報技術)大手が大量のデータを分析して利活用する「ビッグデータ」関連の人員を拡充している。野村総合研究所は30日、ビッグデータを使って事業戦略の立案を支援する専門組織を立ち上げたと発表した。富士通やNECもデータの分析技術者を増員している。企業の間でビッグデータ活用の機運が高まっていることを受け、人員拡充で需要を取り込む。

野村総合研究所は専門組織「NRIビッグデータ・ラボ」を立ち上げた。コンサルタントやアナリストなど約60人がチームを組み、ビッグデータの収集や分析結果を活用したコンサルティングサービスなどを提供する。2015年度中に組織の人員を350人以上に増やし、企業にビッグデータの活用を促す。

NECも全社横断的な組織「ビッグデータ戦略プロジェクト」を2月に立ち上げた。現在50人体制だが、14年度末をめどに4倍の200人に拡大する。顧客企業がビッグデータを活用したシステムを構築しやすいよう支援する。

富士通は収集したビッグデータを分析する専門家集団として100人強の技術者を抱える。ほかにもシステム技術者(SE)など数百人がビッグデータの関連サービスを提供できる体制を構築し、需要を取り込む。

スマートフォン(高機能携帯電話)の普及などで、インターネット上を流れる情報量は爆発的に増えている。企業や研究機関はこうしたデータを分析し、マーケティングや製品開発に活用する動きを強めている。

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