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食品フィルム、三井化学が売却 リケンテクノスに

三井化学は30日、食品包装フィルム事業をリケンテクノスに売却すると発表した。汎用品から高機能製品へ軸足を移す経営計画の環。売却額は数十億円と見られ、自動車向け樹脂などの重点分野に振り向ける。

全額出資子会社の三井化学ファブロ(東京・千代田)の全株式を10月1日付でリケンテクノスに譲渡する。三井化学ファブロの2011年3月期の売上高は151億円、営業利益は19億6千万円。精肉や鮮魚をトレーごと包む伸び縮みしやすいポリ塩化ビニール製の食品フィルムに強い。

リケンテクノは同社を傘下に収めることで食品フィルムの国内シェアを10ポイント強引き上げ、15%程度まで伸ばすとみられる。業務用では信越ポリマーを引き離し、国内首位になる可能性が高い。

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