革新機構、東大ベンチャーに出資 排ガス処理材量産支援
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官民ファンドの産業革新機構は9月に東京大学系ベンチャー、ユニゼオ(東京・文京)に最大6億円を出資する。ユニゼオは高機能な排ガスの吸着・分解素材「ゼオライト」の新たな量産技術を確立している。2015年度の量産開始を目指し革新機構は大手素材メーカーへの生産委託交渉に入った。有望な新素材の量産を支援することで日本の自動車メーカーの環境規制対策を後押しする狙い。
自動車のエンジンでは排出されるガスの中の...
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