石油専用列車、郡山向け倍増 JR貨物
日本貨物鉄道(JR貨物)は30日、首都圏と福島県の郡山駅とを結ぶ石油専用列車の本数を同日から倍に増やしたと発表した。郡山駅には1日2本の石油専用列車が到着し、ガソリンなど石油類の輸送能力は2倍の1日最大1200キロリットルに高まる。
途中、傾斜のきつい所があるため輸送は2段階に分ける。まずタンク貨車20両で横浜市の根岸駅を出発。新潟貨物ターミナル駅で10両ずつに分け、別の貨物列車として出発翌々日に郡山駅に到着する。輸送量を増やし被災地の燃料不足の解消を目指す。