2019年8月25日(日)

ホンダ、部品調達先を世界で集約 新興国にシフト コスト1割削減、価格競争にらむ 品質管理も

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2010/3/31付
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日本の部品メーカーの国内外の工場と海外部品メーカーの工場の中から品質やコスト、輸送の面で競争力の高い工場を選ぶ。選定した工場からは近隣の組み立て工場のほか、コスト見合いで他地域へも供給する。コスト競争力の高い中国やインド、東南アジア、ブラジルなどの部品工場と取引が増える見通しだ。

ホンダの部品調達額は年3兆~4兆円とみられるが、部品の種類や地域によって段階的に集約を進めるため、当初は1000億円規模のコスト削減になる見通し。

自動車メーカーは海外で現地調達比率を高め製造原価を低減してきた。ただグローバル化に伴い組み立て拠点が世界各地に広がり、部品の取引先が急増。各社ともコストや品質の管理が難しくなっている。ホンダは取引先の削減でコスト削減と品質管理の両立を狙う。

ホンダは四輪車で最量販車種「フィット」の国内モデルでも部品の海外調達比率は2割程度。一方、世界の自動車市場では利幅の低い小型車需要が拡大している。部品そのものの原価低減にも限界があるとみて、世界で調達方式を見直す。

ホンダの自動車生産は日本と北米、アジアなどその他地域がそれぞれ3分の1を占める。今後は中国やインドなど新興国市場が急成長し、5年後には国内生産が2割、北米とその他地域が各4割を占める見通し。市場環境の変化を受け、部品調達でも日米欧を中心とした体制から新興国に軸足を移す。

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