東北に生産拠点を置くトヨタ自動車の子会社3社が1日に合併し、トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村、白根武史社長)が発足する。トヨタは東北を「国内第3の拠点」と位置付けており、新会社は小型車の開発から生産まで一貫して担う。
関東自動車工業を存続会社とし、セントラル自動車(同県大衡村)とトヨタ自動車東北(同大和町)を吸収合併する。本社は旧セントラルの社屋に置く。岩手、宮城、静岡の各県にある3カ所の完成車工場で「カローラ」や小型ハイブリッド車「アクア」を生産する。資本金は68億5千万円で従業員は7800人。