1億人超えのLINE、ネット史に残る成長へ「変化続ける」
森川亮・NHNジャパン社長

(1/2ページ)
2013/2/2 7:00
保存
共有
印刷
その他

2011年6月にNHNジャパンから生まれた「LINE(ライン)」が、わずか1年7カ月で日本はもちろん、アジア・中東・南米など全世界の人々に大きな影響を与え、インターネットの歴史に残るような成長を遂げている。

 1989年筑波大卒。日本テレビ、ソニーを経て2003年ハンゲームジャパン(現NHNジャパン)入社。07年社長。

1989年筑波大卒。日本テレビ、ソニーを経て2003年ハンゲームジャパン(現NHNジャパン)入社。07年社長。

スマートフォン(スマホ)でナンバーワンになると決意してから、どうすれば成功モデルを作れるかを試行錯誤してきたので、結果を出せたことを大変うれしく思う。

様々な国や地域出身の社員達が、それぞれの強みを持って喧々囂々(けんけんごうごう)議論する一方、結論が出たら速いスピードでクオリティーの高いサービスを出すということを繰り返してきたことが成果につながった大きな理由だと考える。

小さくても国際競争力を維持している国や企業は、自国にとどまっていては成長に限界があることをよくわかっているから、最初から世界で戦えるサービスに重点を置いているようにみえる。

日本企業は最初からグローバルを目指さないと言われることが多いなか「LINE」は世界をターゲットにしたサービスとして目標設定をしており、世界に通用するサービスになりうるのか、これからが本当の戦いだと思う。

今年は、日本国内はもちろんのこと、グローバル展開にさらに注力する。日本発ということで日本や日本人の強みを生かすことも考えるが、そこにこだわるとかえってグローバルでの成功を逃しかねないと思う。世界中の人たちの力を集め、それぞれの国の良い部分を生かしながら、ユーザーファーストの気持ちで求められる価値を最大化することにまい進したい。

私はテレビ局というマスメディアで社会人最初の10年間を過ごした。そのなかで、テレビというメディアがいかに強いビジネスモデルを持っているか、社会への影響が大きいかを実感した。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]