関西電力、今夏初のでんき予報発表
関西電力は29日、今夏初めての「週間でんき予報」を発表した。来週(7月2~6日)は雨や曇りの日が多いため、使用率(供給力に占める最大需要の比率)は90%を下回り電力需給は安定する見通し。
ただ再来週(9~13日)は気温が上がり、大飯原子力発電所3号機(福井県おおい町、出力118万キロワット)が再稼働しなければ使用率は92%に高まる見込み。大飯がフル稼働すれば90%を下回り、安定した需給状況になるとみられる。
関電は同日、長期停止中だった海南火力発電所2号機(和歌山県海南市、出力45万キロワット)を30日に再稼働させると発表した。7月2日にはフル出力となる見通し。作業工程見直しなどで従来計画より2週間前倒しした。
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