2019年7月17日(水)

中部電と東電、火力共同建設で新会社設立

2013/11/28付
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中部電力と東京電力は28日、東電の常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)に共同建設する石炭火力発電所について、運営事業者となる特定目的会社(SPC)を12月上旬に設立すると発表した。発電所は2020年度に運転を開始し、約60万キロワットの電力のうち東電に約38万キロワットを供給する。中部電は16万キロワットを、新会社は6万キロワットを引き受け、それぞれ首都圏で小売りや卸売りを検討する。

新会社の資本金は1億円。出資比率は中部電が96.55%、東電が3.45%。16年度の建設開始に合わせて増資する。社長には中部電出身者が就く予定。

経営再建中の東電は、発電所の設備投資を外部資金で補うため入札を実施。中部電は東電と組んで7月に落札し、新会社設立準備を進めていた。

中部電の増田義則専務執行役員は28日の記者会見で「関東での電力供給安定化に貢献するとともに、首都圏進出を将来の成長戦略の一つと位置付け、収益基盤強化に努めたい」と述べた。

中部電は16年春の電力小売り全面自由化をにらみ、10月1日付で三菱商事から電力小売事業者のダイヤモンドパワー(東京・中央)を買収。三菱商事、日本製紙と共同で東電管内の静岡県富士市に石炭火力発電所を建設する計画も進めるなど、営業区域を越えて首都圏で電力販売を拡大する姿勢を鮮明にしている。

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