日テレ、米動画配信フールーの日本事業を買収

2014/2/28付
保存
共有
印刷
その他

日本テレビは28日、米動画配信大手、Hulu(フールー)の日本事業を買収し、定額動画配信に参入すると発表した。Huluはブランド名や技術を日テレにライセンス供与し、日テレは自社の番組をHulu経由でインターネット配信する。Huluが配信しているTBSやテレビ東京、NHKなど他局の番組は今後も配信を続ける見通しだ。

事業買収は今春に完了する予定で、買収額は公表していない。Huluは日本で2011年9月に配信を開始。視聴者はネットに接続したテレビやパソコン、スマートフォン(スマホ)、ゲーム機などを通じて、月額980円で映画やドラマ、アニメなど1万3千本以上が見放題となる。

日テレはこれまで、番組を見るたびに課金する有料配信を手掛けてきた。Huluの日本事業を買収し、多くの集客が見込めて安定収益が期待できる定額動画配信に力を入れる。

日本国内の定額配信では、放送や通信など各社が配信番組の拡充や利用者獲得を競っている。民放大手5社は1月、スマホ向けに月額945円で新作ドラマを含めて約300本の番組を見放題で楽しめる動画配信サービスを始めている。

NTTドコモはエイベックス・エンタテインメントと組み、スマホ向けの動画配信「dビデオ」を通じて映画や音楽などを配信している。

野村総合研究所によると、国内の有料動画配信の市場は18年度に1632億円と、12年度に比べて65%増える見通し。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]