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ネスレ日本「インスタント」の呼称やめる 「ネスカフェ」刷新

ネスレ日本は28日、インスタントコーヒー「ネスカフェ」を9月1日から全面刷新すると発表した。加工したコーヒー豆の細かい粉末を混ぜることで香りを強くした。刷新に合わせ、1960年以降53年間続いた「インスタントコーヒー」の呼称はやめて「レギュラーソリュブルコーヒー」として売り出す。

「ソリュブル」は溶けるという意味の英語。「エクセラ」や「ゴールドブレンド」シリーズなど全24品目を刷新する。コーヒー豆から抽出した液に豆の微粉末を入れてから凍結乾燥することで、新鮮な香りや味の深みが増すという。

高岡浩三社長は会見で「技術革新が進み、もはやインスタントコーヒーではない」と話した。

製造コストがかさむため、価格を据え置いたまま内容量を減らす。実質的な値上げ幅は約1割となる。主力商品の「エクセラ」(希望小売価格は1338円)は250グラムから230グラムに減る。味にこだわる中高年層を取り込んで5年後にネスカフェの販売量を現在より3割増やす計画だ。

コーヒー業界の一部では「レギュラーソリュブル」という呼称がドリップで入れるレギュラーコーヒーと誤認するとして反発する声がある。128社が加盟する全日本コーヒー公正取引協議会の内規では今回のような商品を「インスタントコーヒー(レギュラーコーヒー入り)」と表現するよう規定している。消費者庁は「消費者が著しく誤解しない限りは問題ない」と話している。

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