2019年2月19日(火)

新日鉄エンジ、橋梁事業から撤退

2012/1/27付
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新日鉄エンジニアリングは27日、橋梁子会社の日鉄トピーブリッジが新規受注活動を停止し、受注済みの工事を終える2016年3月をメドに解散すると発表した。新日鉄エンジは海洋鋼構造物や短工期で建造できる独自の橋梁商品を除き、橋梁事業から撤退する。

日鉄トピーブリッジは10年4月に新日鉄エンジとトピー工業の橋梁子会社を統合して設立。年2.5万トン程度の受注を目標としていた。しかし橋梁は国内公共事業の減少などで発注量がピーク時の3分の1ほどに落ち込んでおり、日鉄トピーの受注量も目標の半分程度にあたる約1.2万トンにとどまっていた。

日鉄トピーの売上高は約120億円で、今期は2期連続の経常赤字となる見通し。早期の震災復旧需要も期待しにくく、今後の収益改善も難しいと判断した。

新日鉄エンジの小野原一賀副社長は「傷口が広がらないうちに撤退の道を選んだ」としている。橋梁が主力の豊橋工場(愛知県豊橋市)については閉鎖し、若松工場(北九州市)は海洋鋼構造物の製造工場として残す方針という。

新日本製鉄と住友金属工業の経営統合との関連性については、「今回の撤退の判断には影響していない」としている。新日鉄エンジとしては今年度に数十億円程度の特別損失を見込む。

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