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「iPad」に続け 台湾のエイサー、新型端末を投入へ

【北京=多部田俊輔】パソコン世界2位の台湾・宏碁(エイサー)は27日、タッチパネルで操作する多機能携帯端末に参入すると発表した。この分野は米アップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」の登場をきっかけに若年層を中心に市場が広がっている。パソコンで急成長しているエイサーは商品メニューを多機能携帯端末に拡大して成長持続を目指す。

多機能携帯端末は2010年10~12月期に市場投入する。まず米国、ドイツ、中国で発売する計画だが、日本での発売は未定という。画面の大きさは7型で通信機能を備える。インターネットを通じて写真や動画、ゲームなどをダウンロードし、手軽に楽しむことができるという。価格は明らかにしていない。

エイサーはノートパソコンで世界1位を競い、デスクトップを含むパソコン全体では米ヒューレット・パッカード(HP)に次ぐ2位。2年以内に世界1位を奪取する目標を掲げるが、iPadの登場でパソコン以外の市場にも注目している。

エイサーの王振堂董事長は「個人パソコンの世界市場は2000億ドル(約18兆円)余りだが、パソコンに多機能携帯端末や一部のデジタル家電を加えた分野は3倍の6000億ドル余り」と分析。「パソコンの次は、その分野で1位を目指す」との目標を示した。

多機能携帯端末の参入前に、電子書籍用端末も7~9月期に投入する。コンテンツ分野の拡充も進める方針で、米国やドイツの出版社と電子書籍提供の契約を結んだ。中国ではパソコン大手でコンテンツ流通も手がける北大方正集団からソフト提供を受ける。

北大方正集団とは中国大陸での事業で戦略提携する。中国向けのパソコンや携帯端末を共同開発するほか、北大方正の販売網を利用してエイサーの製品を販売する。

中国のパソコン市場はレノボ・グループ、HP、米デルが3強。米調査会社ガートナーによるとエイサーのシェアは3.2%で6位、北大方正は6.2%の4位。王董事長は「中国は1、2年で個人向けパソコンの世界最大市場となる。方正との提携で成功したい」との意気込みを示した。

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