山九、サウジアラビアで大型製油所の保全事業 受注額100億円

2012/10/29付
保存
共有
印刷
その他

山九はサウジアラビアで大規模製油所の保全事業を受注した。サウジアラムコとフランスのトタルの合弁企業から、サウジ東部ジュベールで2013年に操業する日量40万バレルの石油精製プラントの保全・補修業務を請け負う。契約期間は19年10月までの7年間で、受注金額は約100億円とみられる。中東で旺盛なプラント建設を足がかりに海外の保全事業を拡大する。

11月にサウジアラムコとトタルの合弁会社「サトープ」と保全業務の受注契約を結ぶ。山九はこれまでシンガポールやマレーシアで日系企業のプラントの保全業務を請け負ってきたが、海外企業から大型プラントの保全業務を受注するのは初めて。契約期間後、3年の延長オプションも付く。 来年3月の操業に先立ち、山九は現地企業と「山九ARCC」という合弁会社を来月にも資本金200万ドル(1億6千万円)で設立し、人材育成を始める。山九の出資比率は51%となる。

設備の修繕や検査、配管補修などの業務にあたる人員は約270人。サウジアラビアのほか、フィリピンやシンガポール、インドからも労働力を集める。品質管理を徹底するため日本式の安全教育を中心に2週間の研修を実施する予定だ。

山九のプラント保全・補修事業の売り上げ規模は年間約800億円で、全体の売上高の2割強を占める。海外事業の拡大で、15年3月期には880億円の売り上げを目指す。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]