2019年5月24日(金)

JVCケンウッド、日本ビクター再建へ外部から社長迎える

2010/3/26付
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JVC・ケンウッド・ホールディングスは26日、4月1日付で子会社の日本ビクター社長に旧日本ポラロイド元社長の伊藤裕太氏(54)を迎えると発表した。AV(音響・映像)機器の不振に加え、不適切な会計処理が発覚するなどビクターの業績は低迷している。これまでも外部人材を活用してきたが先行きは厳しく、今回の「起死回生の取り組み」(JVC・ケンウッド)が奏功するかは不透明だ。

ビクターでは2009年夏に不適切な会計処理が発覚。11月にビクター出身の社長を"更迭"して空席にし、JVCケンウッドの河原春郎会長兼社長が社長業を兼務する体制をとってきた。

今月12日のビクター前社長の辞任などで一定のけじめがついたと判断。パイオニア出身で、米ゼネラル・エレクトリック(GE)全体の白物家電事業の責任者も務めた伊藤氏をスカウトすることにした。

自らも東芝出身の河原会長はビクターの音楽子会社社長に旧東芝EMI元社長を迎えるなど外部人材の活用に積極的で、今回の決定もその流れの中にある。ビデオカメラなどの不振で10年3月期の業績予想を3度も下方修正するなど厳しい状況の中、河原氏、伊藤氏とも早期に結果を出すことが求められる。

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