深海探査機「江戸っ子1号」計画が始動 町工場4社
深さ8000メートル以上 12年夏に実験機

2011/10/25付
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 工業用ゴムメーカーなど東京、千葉の中小企業4社は25日、8000メートル以上の深海での商業探査機の開発プロジェクトを始めたと発表した。東大阪の中小企業による人工衛星「まいど1号」に対抗して「江戸っ子1号」と名付けた。独立行政法人、海洋研究開発機構(JAMSTEC)などの支援を受け、2012年夏にも実験機の海洋投入を計画している。

江戸っ子1号の完成イメージ
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江戸っ子1号の完成イメージ

 深海探査機は耐圧性の高いガラス玉を使い、船から落とし、海底で作業する。作業後は信号を送っておもりを切り離して、浮上させる。何度でも再投入できる「深海シャトルビークル」(深海往還機)とする。3Dハイビジョン撮影で日本海溝など世界最深部での魚類の発見や、泥の採取などを計画している。

 参加するのは工業用ゴム製造の杉野ゴム化学工業所(葛飾区、杉野行雄社長)、板金・プレス加工の浜野製作所(墨田区)、精密試作加工のパール技研(千葉県船橋市)、特殊電源システムのツクモ電子工業(大田区)の4社。芝浦工業大、東京海洋大なども支援する。杉野社長は「町工場が協力して海底資源の開発に関与したい」と話した。

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