2019年6月25日(火)

新日鉄と神戸製鋼、鉄粉の再原料化設備を共同建設
100億円投資、鉄鉱石高に対応

2010/5/25 19:15
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新日本製鉄と神戸製鋼所は25日、製鉄過程で発生する鉄粉を鋼材原料として再利用するための設備を共同で建設すると発表した。年間処理能力は22万トンで投資額は100億円。2011年10月の稼働を目指す。鉄鉱石の高騰を受け、原料コスト削減を急ぐ。

新日鉄が70%、神戸製鋼が30%出資する日鉄神鋼メタルリファイン(兵庫県姫路市)が新日鉄の広畑製鉄所(同)内に建設する。「鉄鋼ダスト」と呼ぶ鉄粉から酸素や亜鉛を取り除いた鉄の塊を年15万トン生産。できた鉄の塊は高炉などに投入する。新日鉄と神戸製鋼、山陽特殊製鋼の製鉄所で発生したダストを使い、3社に鋼材原料として供給する。

共同出資会社は資本業務提携の一環として08年10月に設立。当初は200億円を投じ、処理能力が年40万トンの設備を建設する予定だった。ただ金融危機後に鋼材生産量が減少し、ダスト発生量も当初予想に届かないことから規模を縮小した。

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