東レ、米で炭素繊維複合材を増産 ボーイング向け
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東レは米国で炭素繊維複合材の生産設備を増設する。米ボーイングの航空機向け部材を作る最新設備を1ライン増やし、米国工場の生産能力を約3割引き上げる。投資額は50億~60億円。炭素繊維を多く使うボーイング787型機の生産拡大に合わせた対応で、今後の需要増が見込まれる自動車部品など他の産業用向けの供給量確保も狙う。
増設するのは、炭素繊維を樹脂と一緒に焼き固めた「プリプレグ」と呼ばれるシート状の複合材。...
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