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プリンスホテル、中国でスキー場・ホテル運営

西武ホールディングス(HD)傘下のプリンスホテルは24日、中国でスキー場とホテルの運営を受託すると発表した。現地の不動産最大手、万科企業(広東省)の子会社が吉林省吉林市で開発するスキーリゾートの運営を受託し、2014年12月に開業する予定。プリンスホテルが海外でホテルやスキー場の運営を受託するのは初めてになる。

万科子会社とプリンスホテルの現地子会社が24日、業務委託契約を交わした。万科が500億円弱を投じて開発するスキー場とホテルの運営を受託する。西武HDの後藤高志社長は「今回の契約はプリンスホテルにとって意義深い」と発言。「今後も攻めの投資が相次ぐ」としている。

スキー場は初年度に近隣の施設と並ぶ6万~8万人の来場者を見込む。ホテルは50~60%の稼働率を目指す考え。新ホテルの名称は未定だが「プリンスホテル」のブランドが使用される見通し。現地でブランド認知度の向上につなげ、中国人が訪日した際に国内の同社のホテルに宿泊してもらう狙いもある。

スキー場のゲレンデは33コース(合計約30キロメートル)とプリンスが運営する苗場スキー場(新潟県湯沢町)のコース数を上回る。ホテルは客室が213室で、広さは平均55平方メートル。中国人の富裕層を主な顧客層と見込み、日本料理のレストランや温水プールなどを備える。

プリンスホテルは13年3月期決算で経常損益が38億円の黒字(前の期は20億円の赤字)だった。06年2月にリゾートホテルも加えた現在の体制となって以降、初めての黒字。14年までに長野県軽井沢地区の宿泊施設やゴルフ場に合計60億円超を投じた開発が予定されている。

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