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出版物販売額、3.3%減 13年、雑誌・書籍とも不振

出版科学研究所(東京・新宿)は24日、2013年の出版物(書籍・雑誌)の推定販売額が前年比3.3%減の1兆6823億円だったと発表した。前年割れは9年連続。雑誌と書籍がともに前年割れだった。100万部を超えた書籍は3点出たが、話題書以外は売れにくい傾向が顕著だった。

分野別では、書籍は2%減の7851億円、雑誌は4.4%減の8972億円。書籍では村上春樹氏の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(発行部数105万部)などがよく売れた。だが全体では「映画の原作本など評判の本は売れるが、それ以外は振るわない」(同研究所)。

雑誌は「進撃の巨人」などがヒットし好調だった漫画が下支えしたが、週刊誌が8.1%減となるなど定期誌が落ち込んだ。雑誌の休刊は124点。著名女性ファッション誌なども採算がとれず休刊を余儀なくされている。

アベノミクス効果については「株価上昇で財テク本が活気づいたが、本の売れ行きに影響は見えてこない」(同)。電子書籍市場は13年度、930億円(予測、インプレスビジネスメディア調べ)と、前年度比27%増だが「まだ紙の本の需要に影響する段階ではない」という。

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