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ソニー、電子書籍配信サービス刷新 ポイント付与も

ソニーは24日、運営する電子書籍配信サービスを全面刷新すると発表した。読者に提供したサイト内の仮想店舗で、気に入った本を推薦してもらい、書籍が売れた場合にはポイントを付与する仕組みを導入する。電子書籍専用端末も、10月4日に国内最軽量モデルを発売する。書店整備と新端末投入で、先行する米アマゾン・ドット・コムを追撃する。

9月24日から、電子書籍配信サイト「リーダーストア」の内容を大幅に変更した。ソニーが同サイトの内容を刷新するのは、3年前に運営を開始して以来初めて。

読者がサイト内で仮想の店舗を運営。好みの本の感想を書き込んだり、他人に薦めたりできるようにした。本の感想がきっかけで書籍購入につながった場合、本の販売価格の5%相当分のポイントが付与される。いわゆる「アフィリエイト(成果報酬型)広告」のような仕組みを導入することで、多数の読者が独自の仮想書店をサイト上に開設することを目指す。

交流サイト「フェイスブック」やミニブログツイッター」と連携させ、本の感想をリーダーストアの外部にも拡散させる。ネット上で著名なブロガーなどが書店を開設すれば、ソーシャルメディアを通じて多数の人に本の魅力を宣伝する効果を期待できる。

電子書籍専用端末では、6型画面の機種としては国内最軽量となる「PRS-T3S」=写真=を発売する。本体の重さは160グラムで、別売りのブックカバー装着時でも200グラムと、前機種と比較して約20%軽量化した。ソニー直営ストアでの販売価格は9980円。

自社専用端末以外に、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」やタブレット(多機能携帯端末)の「iPad(アイパッド)」でも、サービスを利用できるようにした。まずは10月中旬から、リーダーストアで購入したコミックや雑誌をiPhoneやiPadで楽しむためのアプリ(応用ソフト)を配信する。

調査会社インプレスビジネスメディア(東京・千代田)によると、国内の電子書籍市場規模は、2012年度実績の729億円が、17年度には2390億円まで拡大する見通し。同市場では現在、アマゾンが約40%のシェアを確保しているもよう。ソニーは新たなサービス導入で市場シェアを高めていきたい考えだ。

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