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東電、24日の供給予備率8.6% 6月初めて10%割り込む

東京電力は23日、24日の電力需給の見通しを公表した。4780万キロワットの最大供給力に対し、ピーク需要(午後2~3時)に4400万キロワットを見込む。供給予備率は8.6%で、10%を割り込むのは6月に入ってから初めて。同社は「電気の供給が厳しくなることが予想される」として節電を呼びかけている。

23日のピーク需要は4225万キロワット(午後4~5時)に達し、東日本大震災以降、2日連続で最高を更新した。東京都心で今年最高の32.2度を記録、冷房需要が増えたことによる。ただ供給力を22日より50万キロワット上積みしたため、予備率は約13%を確保した。

24日の需要は23日を175万キロワット上回る見通し。供給力は23日と同じ4780万キロワットで、供給予備率が落ちる。ただ安定供給に必要とされる予備率8~10%は確保する見通しだ。

一方、関西電力の管内では23日、ピーク需要が2454万キロワット(午後2~3時)と前日より約140万キロワット上回った。大阪市の気温が33度に達するなど真夏日となり、冷房利用が増加。前日に続き、電力需要の今年度の最高を更新した。6月の電力供給力は2856万キロワット程度。供給予備率は16%で、安定供給に支障はなかった。

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