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電気自動車で超高速充電

JFEエンジ、給油並み

JFEエンジニアリングは今年度中に電気自動車(EV)用の超高速充電システムを発売する。電池容量の50%を充電するのにかかる時間は3分と現行の約5分の1で、ガソリンの給油時間並みに短くできる。ガソリンスタンドなどへの設置費用も4割安い600万円に抑える。作業時間の短縮と充電場所の拡充で消費者の利便性が高まれば、EV普及に弾みがつきそうだ。

ガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどへの設置を想定し、2015年度に年150億円の受注を目指す。新システムは料金が昼間の3分の1程度の夜間電力をいったん大容量の蓄電池に蓄え、特殊なリチウムイオン電池を経由して電気自動車に電力を補充する。

従来よりも5倍強い電流を放出できる特殊電池を電池の試験会社の協力で開発し、充電時間の短縮を可能にした。既存の充電器は放出できる電流の強さが限られていた。大きさは通常のガソリン給油機と同程度にする。

現在主流の急速充電器は充電時間を短縮するために、通常オフィスや店舗で使う設備より容量の大きな受電設備が必要になる。ガソリンスタンドなどで照明や空調といった設備も同時に動かすのに受電容量設備の増強が必要となり、1000万円程度の設置費用がかかっていた。

今回の製品は一般的な店舗で使う受電容量で動くため、電力の基本料金を変える必要がない。ガソリンスタンドなどは電気代を年90万円程度節約できるという。

ただ超高速充電するには、EV側の制御ソフトなどを変更する必要があるため、現行の三菱自動車などのEVに使った場合は、充電時間はこれまでと変わらないという。JFEエンジは新システムの普及に向け、国内外の自動車メーカーなどに連携を働きかける考えだ。

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