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セガサミー、宮崎の「シーガイア」買収

運営ノウハウ獲得狙う

セガサミーホールディングスは23日、リゾート施設「シーガイア」(宮崎市)などを運営するフェニックスリゾート(同)の全株式を、米投資会社、RHJインターナショナル(RHJI、旧リップルウッド)から取得し、完全子会社にすると発表した。フェニックスの持つ大規模施設の運用ノウハウを得て将来は複合型リゾート施設の運営を目指す。

3月までにフェニックスの株式19万8400株を4億円で取得する。あわせて54億円を同社に貸し付け、債務の弁済にあてる。

セガサミーはパチンコなど遊技機事業が収益の柱だが、市場が国内に限られ、中長期的には少子化の影響が避けられない。家庭用ゲームソフトやゲーム施設など収益源の育成を目指しており、フェニックスを傘下におさめ、将来はカジノ施設も視野に新たな複合型リゾートの開発を検討しているとみられる。

シーガイアは1993年7月、宮崎県や市、民間企業などが設立した第三セクター、フェニックスが開業した。リゾート法指定第1号で総事業費2千億円もの初期投資をかけた大型施設として話題を集めたが、建設費用に加えてバブル崩壊で入場者数が目標を大幅に下回るなど低迷。2762億円の負債をかかえ、01年2月に会社更生法の適用を申請した。その後、経営を引き継いだRHJIがリストラを続け、10年3月期の単独決算で開業後初の最終黒字を達成したが、11年3月期は再び赤字に転落していた。

パチンコ業界では昨年、機器メーカーの平和がゴルフ場運営大手のPGMホールディングスの発行済み株式総数の80.49%を495億円強で取得した。各社は潤沢な資金を元手にエンターテインメント分野に幅広く進出し、国内市場での生き残りを目指す考えだ。

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