2019年5月27日(月)

「オリンパス、経営体制の刷新必要」元社長来日
25日に取締役会出席

2011/11/23付
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オリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長が23日来日した。日本を訪れるのは10月14日に社長を解任されてから初めて。成田空港で報道陣に囲まれたウッドフォード氏は「オリンパスには新しいマネジメント(経営体制)が必要だ」と述べ、経営体制の刷新を求める考えを示した。主なやり取りは以下の通り。

成田空港に到着し報道陣の質問に答えるオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長

成田空港に到着し報道陣の質問に答えるオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長

――来日の目的は。

「日本の捜査当局などと話すためだ。さらに日本にいるオリンパス社員と話すことも目的だ」

――25日にはオリンパスの取締役会に出席するのか。

「その予定だ。過去の経緯や今後の経営方針などについて話し合う機会だと思っている」

「オリンパスはこれまでに価値の低い会社を多額の資金で買収した。この取引に菊川剛前社長らが関わったことはすでに明らかだが、さらに詳細な調査が必要だ。資金の流れを解明しなければいけない」

来日したオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長(23日、成田空港)

来日したオリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長(23日、成田空港)

――ウッドフォード氏の社長復帰を望む声が株主などから出ている。

「私が社長になるかどうかはともかく、現在のオリンパスには新たなマネジメント(経営体制)が必要だ」

――取締役会で、他の役員に訴えたいことは。

「世界中が日本(の企業統治)に注目している。これまで隠そうとしてきた経緯も明らかになりつつあるわけだから、役員には誇りある正しい行動を取ってほしい」

――オリンパス株は上場廃止の可能性もある。

「それは望んでいない。上場廃止は社員や株主などのステークホルダー(利害関係者)にとって良くないことだ」

――オリンパスの社員に訴えたいことは。

「オリンパスは素晴らしい会社で、デジタルカメラや内視鏡などに強みがある。本業の部分には全く問題がなく、マネジメントに問題があるだけだ。顧客からの信頼は失っていないのだから、(企業の先行きに)心配しすぎないでほしい」

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