音楽配信スマホ向け急伸 12年、PC含め43%増

2013/2/22付
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スマートフォン(スマホ)やパソコン向け音楽配信市場が急成長している。日本レコード協会によると、2012年の売上高は約180億円と、前年比43%増となった。配信会社が相次ぎサービスを強化したのが奏功。ただ、従来型携帯電話向けは4割減となり、市場全体では542億円と前年から25%も落ち込んだ。

音楽配信の世界にも世代交代の波が押し寄せている。

スマホなど向けが好調だった要因の一つは12年11月に音楽ソフト大手のソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が、米アップル日本法人に対して邦楽曲の提供を始めたこと。一時iTunesストアの売り上げランキングをSME楽曲がほぼ独占した。

また、音楽ソフト各社が買いやすい配信サービスを投入したことも大きい。EMIミュージック・ジャパンは16組の人気アーティストで、ヒット曲ばかり3曲ずつ集めたミニアルバムをスマホ・パソコン限定で500円で配信。別々に買うより3割以上安い点が受けヒットした。

ただ、音楽配信市場全体では従来型携帯電話向けの落ち込みを補うまでには至ってない。13年以降、市場を活性化できるかは定額サービスなど新サービスの成否がカギを握りそうだ。

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