ヨドバシ、大都市で攻勢 名古屋でも「駅前・大型」
札幌・新宿も大型化

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2010/10/22付
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駅前店を中心に展開するのは5位のビックカメラも同じだ。ただテナント出店が多いビックに比べ、ヨドバシは出店用地を自前で取得するケースが多く、出店ペースはこれまで数年に1店程度と緩やかだった。償却負担や賃料は相対的に軽く、売上高販管費比率は11%と他社水準を下回る。

1990年代以降、家電量販店の多くが、郊外などでの大量出店と同業のM&A(合併・買収)で規模を膨らませた。だが市場の飽和感が強まる最近では、価格競争の激化で財務体質が悪化、不採算店閉鎖に追い込まれる企業もある。

ヨドバシは拡大競争とは一線を画し、着実に利益を積み上げてきた結果、09年3月期の自己資本比率は53.4%。同社を除く家電量販大手4社直近の平均である38.8%に差をつける。財務的な強みが百貨店の退店などで有力物件が増えた現在、その買収やテナント入札などの競争を制する原動力となっている。

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