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サウジで海底電力ケーブル新工場完成 丸紅など

【タナジブ(サウジアラビア東部)=中西俊裕】ジェイ・パワーシステムズ(JPS、東京・港)と丸紅による海底電力ケーブル新工場の開所式が、22日に開かれた。中東での海底電力ケーブル製造は初めて。サウジ国営石油会社のサウジアラムコによる海上油田・ガス田の開発で需要が拡大するのをにらみ現地で生産することにした。

JPSは住友電気工業と日立電線が折半出資する電力ケーブルメーカー。JPSが75%、丸紅の子会社である丸紅メタル(東京・千代田)が25%出資して、2009年、タナジブに近いアルコバーで資本金16億円の現地法人を設立、生産開始へ準備を進めてきた。

今回の開所式を経て8月に商業生産を開始。年間160キロメートルのケーブルを生産。年間30億円規模の売り上げを見込む。

JPS側には従来の輸出に比べ大幅なコスト削減になるうえ、将来はアフリカなど周辺地域へ輸出する拠点となりうる利点がある。脱石油を目指すサウジ側は技術移転を促進することで産業のすそ野を広げ、若年の雇用を促進する効果が期待できる。

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